やらないことを決める意味

「やらないことを決める」
最近よく聞くキーワードですが
まさか自分に降ってくるとは…

それは最初は笑っちゃうような小さな行動でした。


私のブログの投稿を見たのか
「本を出版しませんか」というメッセージが来たのです。

どう考えても詐欺同然ってやつですよね。
今どき紙媒体のお誘いなんてっw

幸い紙で本を出すのに
どれほどお金がかかるかも
売るのがどれほど大変かも知っているし。

詐欺同然とわかっていても、どこか浮かれて
ついまともに断りの返信を書きたい気がしたり
(アブナイ アブナイ)

が さすがに人生の時間とヤブヘビな労力を掛けて
まんまとはめられる訳にはいきません!!

という訳でスルーしました。はい。←当たり前💦


この一件で思ったのは
そう言えば「毒を食らわば皿まで」体質だったなぁってこと。

どう考えてもダメ!NGでしょ!って
頭でわかっていても
どういう訳かその体験をし尽くさなければ気が済まなくなる
もうちょっとの塗り絵を全部塗りたい みたいな。
見尽くさないで残ってしまう空白を埋めたい みたいな。

このお陰で随分手ひどい痛みを味わってきたよなぁ(遠い目…)

これってなんなんだろう。

あっ そっか。
これ考える時間も無益だ!

所詮 すべてを知るなんてあり得ない。

大切な人生の時間とエネルギーを何に振り向けるか。

それだけが私にコントロールできること。


そんなことがあったら 次なるお題が降ってきました。

それはもっとずっと大きくて重くて
悩ましい気持ちや逡巡もありつつ
今の状況を冷静に検討して
自分に出来ることと
やらないことの線引きをしたのでした。


そして思ったのは
本当に自分のやるべきこと やると決めたことに
全力を注いでいれば 迷いは生まれないはず。

そこだよそこっ!!私!

そうか。
ちゃんと目を開けばいつだって人生は
甲乙つけがたいほど
魅力的な光を放っている宝石たちに囲まれている。

クラクラしながら 本当に大切なモノ・コトを見極めていく。
そして選りすぐったモノこそを大切に大切に生きていく。
そういうことなんだね。